【ミンダナオ島マラウィ】17万人以上の避難者と120人以上の死者

ダバオのショッピングモール

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GMA NEWS ONLINEによると、フィリピンのミンダナオ島マラウィでのテロリストとの戦闘で35,784家族176,920人がマラウィから避難した模様。


12,509家族59,665人、12,313家族71,115人とマラウィからの避難者の人数がサイトによって全く違うが、マラウィの戦闘は5/23から始まり未だに続いている。テロリストのマウテグループやアブサヤフからマラウィの90%の地域を取り戻し、マラウィの中心につながる3つの橋のうちの2つであるMapandi橋とBayabao橋がテロリストに支配されていたが、治安部隊がこの2つの橋も取り戻したようだ。

フィリピンのミンダナオ島マラウィのBayabao橋の場所

戦闘機やヘリコプターで空爆を行い、1,000人以上の兵士を動員し、毎日の戦闘で数百万ペソを費やしているようだ。19人の民間人や21人の治安部隊、89人のテロリストが死亡し、死者数は129人に増えた。死者数もサイトによって多少違っているが、マラウィの町には100体の死体が残っているようだから、死者数は今度さらに増えるだろう。

フィリピンでは6/5から学校(新学年)が始まるが、マラウィ全地域やイリガンなどの8つのバランガイでは最大2週間学校が始まるのが延期される予定だ。イリガンなどの8つのバランガイはどこだが公表されなかったようだが、マラウィ以外にも戦火が飛び火しているのかもしれない。

戦闘機やヘリコプターで空爆を行ってもテロリストの掃討はなかなか難しいようだが、テロリストとの戦闘ができるだけ早く終わり、多数の避難者の日常生活が戻ることを祈るばかりだ。

サンキューポ

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