不正でフィリピン国家警察(PNP)の前長官の財産を没収

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

ABS-CBN Newsによると、不正でフィリピン国家警察(PNP)の前長官やその家族から29百万ペソを没収するようオンブスマンが命じた模様。







フィリピンの入国管理局(BI)によると、2001年から2014年までにフィリピン国家警察の前長官は12回の出張と私財で7回の海外旅行へ行った。前長官の妻は19回、息子たちは3年間で4回~10回も海外旅行へ行った。申告した収入や財源に釣り合わないぜいたくな生活を前長官やその家族が送っていたことを海外旅行が示しているとオンブスマンが語った。

前長官は2000年から2014年までの14年間で給料や手当合計9.6百万ペソを受け取った。前長官の妻は14年間で6.4百万ペソを受け取り、夫婦併せて16百万ペソの収入を受け取っていた。

以前ブログで紹介したが、この前長官は大豪邸を持っていることを昔叩かれたことがある。相当悪いことをしなければ警官がこんな大豪邸を買えるわけがないが、関係者は大豪邸が思ったよりも大したことがなくて逆に驚いたという笑い話まであった。

ノイノイ・アキノ大統領までの歴代大統領だったら、こんなひどい不正をしていても処罰されることはなかったが、ドゥテルテ大統領が就任したことであまりにひどいフィリピン国家警察の前長官や前司法長官を罰することができた。これだけでもフィリピンが多少マシになったことを表している気がする。

サンキューポ









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