ABS-CBN Newsによると、2017年6月からのフィリピン人の台湾へのビザなし渡航(1年間試行)が1,2ヵ月延期になる模様。
台湾へのビザなし渡航(1年間試行)が技術的な問題で1,2ヵ月延期になるかもしれないと台湾外務省からマニラ経済文化庁へ連絡があったようだ。フィリピンと台湾は近いし、日本よりは台湾の方が物価が安いから、台湾へのビザなし渡航を楽しみにしているフィリピン人は多いだろう。
フィリピン人のビザなし渡航試行は東南アジア各国との連携を強化する台湾の新南向政策の一環なのかもしれない。中国が提唱した経済圏構想一帯一路や中国の経済発展で台湾の立場は厳しくなっているだろうが、日本の隣国で数少ない親日国の台湾には今後とも経済発展を続けてほしい。日本への中国のいろんな圧力にも気をつけないといけない。
台湾の新南向政策「中国大陸と競合するものではない」=蔡総統(中央社フォーカス台湾) – Yahoo!ニュース https://t.co/VgU4bgYjUy @YahooNewsTopics
東南アジア各国と連携強化。— 世界の町へ(アンヘレス情報Smile) (@eeetravel) 2017年5月7日
また、フィリピン観光省はフィリピンへの台湾人旅行客を増やすためにバス広告や台湾版PASMOの悠遊カード(EasyCard)にもフィリピンの広告を掲載したようだ。日本への台湾人観光客が多いから、フィリピンへの観光客が増えたら日本は困ってしまう。
台北の地下鉄(MRT)の駅では日本への旅行の広告がかなり貼ってあった。2月だったからか、日本のきれいな桜の写真が掲載されてあった。この写真を見ればフィリピンより日本への旅行を選ぶ人が多いだろう。
サンキューポ
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