フィリピンの必殺仕事人の報酬は?

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

INQUIRER netによると、フィリピンルソン島のパンパンガ州アパリットでヒッ○マン(必殺仕事人)の疑いがある4人を警官が撃ち殺した模様。


2台のバイクに乗った4人がパンパンガ州アパリットの警察の検問を避けようと発砲し、警官に撃ち殺された。3人はヌエヴァ・エシハ州のサン・アントニオとサントドミンゴの出身だった。

ルソン島のパンパンガ州アパリットの場所

4人の男から4つの銃や4つのID(1つは警官のID)、2台のバイク、サン・アントニオ市長の写真、「サン・アントニオ市長の名前300K」と書いたメモを回収した。その写真がサン・アントニオ市長の写真かどうかは明らかにならなかったようだが、この4人のフィリピーノが必殺仕事人であることはほぼ間違いないだろう。

300Kということは30万ペソだから、日本円で67万円弱だ。お金持ちの市長をもしパタイしたら間違いなく報復されるのに4人で30万ペソとは安すぎる。スラム街やスクワッターエリアだったら、さらに料金が安いと言う噂を聞いたことがあるが、本当かどうかはわからない。

ドゥテルテ大統領が就任し、2016年7月から始めたOplan Double Barrelという反薬物キャンペーンの麻薬撲滅戦争での超法規的殺人やテロリストとの戦闘が原因なのか、ヒッ○マンによる殺人事件が激増しているフィリピン。悪事を働いているお金持ちや偉い人が口封じのための依頼しているとしか思えない。

4人のうち1人が警官だったようだが、そういう副業をしている警官がいるという噂を友人フィリピーノから聞いたことがある。麻薬撲滅戦争での超法規的殺人やミンダナオ島の戒厳令でさらに何でもありのフィリピンになってきた。

5/23からのミンダナオ島マラウィの戦闘は空爆などによって沈静化してきたと思ったら、6/9に兵士13人が死亡し、40人が負傷した。民間人21人、兵士58人、テロリスト138人で死者数は217人となった。千人前後が戦闘地域に取り残され、100人前後がテロリストに人質になっているようだ。

サンキューポ

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