ドゥテルテ大統領が腐敗入国管理官を紛争地域に島流し?

GMA NEWS ONLINEによると、ドゥテルテ大統領がマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の混雑の原因をつくった腐敗入国管理官たちをテロリストとの紛争地域のホロ島(Jolo)へ転勤させると警告した。




ドゥテルテ大統領はマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の混雑の原因をつくり、海外で働くフィリピン人労働者をいじめることは許さないと怒った。ミンダナオ島サンボアンガに近いスールー州のホロ島はテロリストのアブ・サヤップの拠点でかなり危険な地域だ。ドゥテルテ大統領は腐敗警官たちもテロリストとの紛争地域に転勤(島流し)させると言っていた。

ホロ島(Jolo)の場所

入国者が多い香港や台北、バンコクでも入国審査には時間がかかって面倒くさいが、マニラのように多数の入国管理官が意図的に集団で休むなんてどうしようもない。過去に残業代が基本給の数倍もなんでもらえていたのかがよくわからない。

フィリピン航空がフライトの4,5時間前に空港へ来るようにアドバイスするくらいマニラ(ニノイ・アキノ)国際空港の出国審査は大混雑(パニック)?なんだろうか。マニラ(ニノイ・アキノ)国際空港を近々利用する人は悲惨だが、おもしろい展開になってきた。ドゥテルテ大統領を怒らすと恐ろしい結末が待っている。

失業者が多いフィリピンだから、入国管理官として働きたい人は山のようにいるだろう。フィリピンはコネ社会だから、コネがないと公務員になることは難しい。

追記

GMA NEWS ONLINEによると、マニラ(ニノイ・アキノ)国際空港のGeneral Managerが国内線は2.5時間前、国際線は3時間前に空港へ到着するように言った模様。

3時間でも十分時間がかかるが、国際線の飛行機に乗るだけで4,5時間もかかったら、健康な人でも疲れてしまう。

サンキューポ






コメント

  1. oraken53 より:

    大統領自らが入国管理官や警官を飛ばしていたら時間がいくつあっても足りませんね。
    大統領の周りに有能で正直な部下を少しずつ増やしていかなければなかなか全体まで行き渡りませんよね。
    他の人がワイロを貰っているのに自分だけ貰わないのは難しいです。
    ついでにコネ制度も廃棄できれば御の字なんですが…

    • Seiji より:

      oraken53さん
      フィリピンは汚職や不正が多いから現大統領は大変ですね。
      信頼していた長官を汚職で最近クビにしたと思います。
      日本にも同じようにコネや口利きがあるから、天下りやキックバック、裏金などがたくさんあります。

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