フィリピンのテロリストがいなくならない理由

アンへレスでペットボトルを集める子供たち

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INQUIRER netによると、スールー州の非政府組織(NGO)がテロリストのアブサヤップの問題の解決策を提言した模様。







スールー州の非政府組織(NGO)は上院に対しテロリストのアブサヤップと州内の役人との関係の黙認について調査するよう求めた。軍の諜報機関は外国人などを拉致し、身代金を払わなければ殺してしまうテロリストを庇護する地方の役人を知っているそうだ。

元軍人の国家灌漑公社(NIA)の長官が知事や副知事、村長などがテロリストを庇護していた。スールー州の誰もがテロリストの一部が知事や地方の役人のボディーガードであることを知っている。関係する役人を排除すれば後継者には国家の敵と協力して支払うことはないと語った。

2000年4月にマレーシアのシパダン島でアブサヤップが外国人観光客を含む21人を拉致し、フィリピン南部のホロ島に連行した。最後の人質が9月に解放されるまで約5ヵ月を要したが、すべての政府の交渉者が身代金支払いから多額のお金を受け取ったようだ。

マレーシアのシパダン島の場所

アブサヤップは村長に外国人の人質1人当たりの身代金500万ペソを要求する。村長は市長に身代金は700万ペソと伝える。市長は知事の交渉者に1千万ペソと伝える。知事の交渉者は1.5千万ペソに引き上げる。武官は2千万ペソに引き上げる。知事と国の役人のトップがその要求を協議し、目くばせすると身代金は2億ペソとジャーナリストに伝えた。外国人の人質1人当たりの身代金の要求は元の500万ペソから40倍の2億ペソ(約4.6億円)に急増した。

2015年9月にダバオの隣のサマル島でアブサヤップがカナダ人など4人を拉致した時の身代金の要求が1人当たり3億ペソ(7億円弱)でいくらなんでも身代金が高すぎるなと思ったら、こんな裏事情があった。

どちらも論外だが、テロリストを利用している方が明らかにたちが悪い。国家などがテロリストを利用しているケースも多々あるから、世界はますます混沌としてきた。

発展途上国あるあるで悪人のトップたちと政治家や警官、役人などがツーカーの仲だから、拉致や誘拐を解決しようと思えば解決できるが、両方にお金をあげる必要がある。これが世界の現実だ。

こんなひどいことが世界では起こっているが、日本でも貴重な税金から公共事業や公共工事の水増しされた費用が払われ同じようなことが起こっている。舞洲や東京オリンピックの問題を理解すれば、そのことがよくわかる。

サンキューポ















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フィリピンのテロリストがいなくならない理由」への2件のフィードバック

  1. oraken53

    本当に信じたくはないですがそれが世界の現実であり真実ですね。
    テロ組織の身代金のピンハネなんて人間のクズ以下ですがいつか無くなる日は来るのでしょうか…
    悪い環境を根本から変えようとするとドゥテちんのように人権侵害と罵られる訳ですね。

    返信
    1. Seiji 投稿作成者

      oraken53さん
      このテロリストの身代金の話はひどすぎますね。
      40倍の2億ペソだと21人分で42億ペソですから。
      程度の差があるにしても多くの国で同じようなことが行われています。
      ドゥテルテ大統領は大変でしょうね。

      返信

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