フィリピン(アンへレス)の銀行口座開設のポイントと方法

アンへレスの閉店した銀行

アンへレスの閉店した銀行

2016年から難しくなったフィリピン(アンへレス)の銀行口座開設のポイントと方法について役立つ情報を紹介する。必要な書類を提出したとしてもフィリピン(アンへレス)で銀行口座を開設することは大変だ。

▼目次

  1. フィリピン(アンへレス)の主な銀行
  2. フィリピン(アンへレス)で銀行を選ぶポイント
  3. フィリピン(アンへレス)の銀行口座開設に必要な書類




フィリピン(アンへレス)の主な銀行

  • フィリピンアイランド銀行(BPI)
  • メトロポリタン銀行(Metro Bank)
  • バンコデオロ(BDO)
  • チャイナバンキング(China Bank)
  • フィリピンセービングバンク(PS Bank)

アンへレス(フィリピン)で銀行口座を開設するなら、この5つの銀行のどれかが良いだろう。アンへレス市内に銀行のATMが数軒あり、引き出しをするのに便利だからだ。アンへレスではフィリピンアイランド銀行(BPI)またはメトロポリタン銀行(Metro Bank)がお薦め。正確にはどうか知らないが、上から順に銀行口座の開設が難しそうだ。

フィリピン(アンへレス)で銀行を選ぶポイント

フィリピン(アンへレス)でどの銀行を選ぶかのポイントは次のとおり。

  • 大きくて倒産しにくそう
  • 家の近くにATMが数軒ある
  • ATMに長蛇の列ができていない
  • 銀行がインターネットバンキングを持っている
  • ATMのオフラインが少ない
  • 1日のATMからの引き出し限度額
  • 銀行口座が開設しやすい
  • 銀行の最低預金額と口座維持手数料

フィリピンだけに大きな銀行でも倒産するかもしれないが、大手のフィリピンアイランド銀行(BPI)やメトロポリタン銀行(Metro Bank)、バンコデオロ(BDO)を選ぶのが無難だろう。三菱東京UFJ銀行が出資しているフィリピンセービングバンク(PS Bank)も良いかもしれない。

フィリピンでは給料日後にお金を引き出す人が多く、ATMのお金がなくなり、引き出せなくなることがよくあるから、家の近くにATMが1軒しかないと大変だ。少なくともATMが3軒以上あり、銀行の支店がある方が良い。

ATMが近くに多いと、ATMに並んでいる人が少ないことも良い。給料日後でもアンへレスではATMに並んでいる人はせいぜい10人前後だが、セブ島ではATMに数十人も並んでいるのを見たことがある。

アンへレスではSM系のバンコデオロ(BDO)に並んでいる人が多く、セブ島ではSM系のバンコデオロ(BDO)とアヤラ系のフィリピンアイランド銀行(BPI)に並んでいる人が多かった。バンコデオロ(BDO)は大手の中では銀行口座を開設するのが1番簡単で最低預金額が2千ペソと少ないから、銀行口座を持っている人が多いらしい。給料振り込みなどの関係などから都市によって人気がある銀行は違うようだ。

フィリピンの銀行のインターネットバンキングでどんなことができるのかは知らないが、フィリピン(アンへレス)のATMではお金がでてこないことがたまにあるから、その時に銀行口座からお金が減っていないかを確認するためにインターネットバンキングが必須。いちいち銀行まで行ってチェックすることは面倒だ。

ATMのオフラインなのか、ATMのお金がなくなって引き出せないのかは知らないが、ATMがオフラインでお金を引き出せないと銀行口座を持っていても何の意味もない。アンへレスのフィリピンアイランド銀行(BPI)のATMはオフラインが少なかったが、特に給料日後は他の銀行のATMはオフラインを見かけることがあった。

1日のATMからの引き出し限度額がいくらかも大切だ。BPIは1回1万ペソまで、1日2万ペソまでだった。フィリピン(アンへレス)のATMでは1日に5万円くらいしか引き出せない。他の銀行はさらに少ないかもしれない。

日本人であれば銀行口座が開設しにくい銀行を選んだ方が良いだろう。ATMや銀行で並んでいる人が少なく、待つ時間が短くて良いからだ。セブ島のアヤラで見たバンコデオロ(BDO)に並んでいる人の多さには驚いた。

銀行によって最低預金額が違い、最低預金額を下回ると口座維持手数料が月々200ペソ前後必要になるが、最低預金額はせいぜい3千ペソ前後だから日本人にはあまり関係ない。

フィリピン(アンへレス)で銀行を選ぶポイントを総合的に判断し、アンへレスのフィリピンアイランド銀行(BPI)で口座を開設したが、手続きでトラブルがあった。フィリピンだし、フィリピンアイランド銀行(BPI)は口座開設が難しめだから仕方がないのかもしれない。

フィリピン(アンへレス)の銀行口座開設に必要な書類

  • パスポート
  • 外国人登録証(ACR-I Card)またはフィリピンの運転免許証などのID
  • アパートの正式な契約書類(弁護士依頼で500ペソ以内)
  • アパートの電気代の請求書
  • アパートの電気代の領収書
  • 銀行の預金残高証明書(日本の銀行の預金残高証明書を英字で取得
  • 現在の収入が証明できる証明書

数年前まではパスポートの他にもう1つIDがあれば、フィリピン(アンへレス)で銀行口座を開設できたが、昨年2016年から他の書類が必要になった。フィリピンアイランド銀行(BPI)だけでなく、メトロポリタン銀行(Metro Bank)でも同じ書類が必要と言われた。今でも旅行者がフィリピンで銀行口座を取得できるのだろうか。多額の預金ができるお金持ちだったらすぐに取得できるだろう。

各々の書類の原本(呈示用)とコピー(提出用)が必要。日本の銀行の預金残高証明書を英字で取得するのに1週間前後かかった。英字で預金残高証明書を取得する人が少ないからどれくらい時間がかかるかがわからないと最初言われた。

つづく

サンキューポ








▲目次にもどる



コメント

  1. oraken53 より:

    はぇ〜
    やっぱり海外で外国人が銀行口座を持とうと思うと大変なんですね。
    まぁ日本でも二週間ほど掛かるので当然と言えば当然ですが…
    ATMのオフラインとはどういう意味ですか⁇
    ATMにお金が無くなる事があるんですね…

    • Seiji より:

      oraken53さん
      フィリピンはマネー〇ンダリングが多いから、銀行口座開設がどんどん厳しくなっています。
      銀行口座を持ってない人が多いから、送金サービスを利用する人が多いです。

      オフラインはシステムがオフでATMが使えないことですが、ATMのお金がなくなってもオフラインと表示している気がします。
      給料日後はオフラインのATMが多いフィリピンです。

タイトルとURLをコピーしました