6/5にフィリピンの学校が始まると学校や家庭の問題点

フィリピンのイロイロ大学

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GMA NEWS ONLINEによると、6/5にフィリピンの学校(新学年)が始まったが、フィリピンの学校や家庭では様々な問題を抱えている模様。


雨やマラウィでのテロリストとの戦闘、ミンダナオ島の戒厳令、ジプニーのストライキ、MRT-3(マニラの電車)の故障などの中6/5にフィリピンの学校(新学年)が始まった。ミンダナオ島マラウィではテロリストとの戦闘が継続しているため学校の開始が延期になっている。

フィリピンでは2012年に教育制度が変更になり、10年(初等教育6年、中等教育4年)だった基礎教育が2年延長され、12年(初等教育6年、中等教育6年)になった。この教育制度の変更や子供の増加などにより、フィリピン全土で約47,000の教室や約53,000人の高校教師が現在不足しているようだ。

マニラ首都圏のケソンのとある学校では教室が不足しているため6時から12時、12時15分から18時15分までのシフト制で授業を行っている。フィリピンの学校の始まる時間は日本よりかなり早い。アンへレスの近所の小学校でも生徒が急増し、教室が足りずシフト制で授業を行っていた。

子供の増加だけでなく、庶民の子供はプリスクール(幼稚園)に行けず読み書きができないからか、1年生でも留年する子が多いことも影響しているだろう。フィリピンでは経済的に豊かでない地域の生徒は低学年でも留年する子が多いそうだ。

基礎教育が10年から12年に延長されたことは庶民にとってはかなり痛い話だ。フィリピンは学歴社会だから、最低限高校を卒業しておく必要があるが、2年も期間が延びてしまったから、庶民の子供が高校を卒業することがさらに難しくなった。高校を卒業していないと低賃金の仕事しかないから、さらに悪循環におちいってしまう。

庶民にとっては学校までの毎日の交通費だけでも負担になっている。今年のように一部地域でジプニーがストライキをすると学校までのトライシクルの交通費はさらに高い。学校が始まる時期になると片道1時間以上野山を歩いて登校する生徒のニュースを流すことが多い。

戒厳令のミンダナオ島ダバオでも学校が始まり、学校のセキュリティが強化されている。両親や保護者だけが学校に入ることができるが、IDが必要だそうだ。アンへレスの近所の学校でイベントがある時はたまに見に行くことがあったが、顔見知りだったからか学校に入るためにIDは必要なかった。

テロリストとの戦闘が続いているマラウィではいつになったら学校を開始できるのだろうか?2千人以上いる住民を盾にしてテロリストがまだ支配している地域があり、マラウィのテロリストは20,30人に撃退したという記事があったが、テロリストがまだ250人もいるという記事もある。

サンキューポ












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6/5にフィリピンの学校が始まると学校や家庭の問題点」への2件のフィードバック

  1. oraken53

    フィリピンではやっと教育に力を入れ始めたんですね。ただ、義務教育期間を伸ばせば市民に負担が掛かるので結果識字率が下がるというジレンマ。
    日本が羨ましいと思える点は出生率ですね。日本が1.5ないのがフィリピンでは二倍近くあるんですね。
    これからの事を考えるとこの差は大きいですが、国や経済が成熟するにつれ減少するのは避けられないようです。
    最終的には肉体を持たないバーチャルな世界で生きていくのかもしれません…

    返信
    1. Seiji 投稿作成者

      oraken53さん
      フィリピンは海外で働く出稼ぎ労働者が多いから、世界標準の12年にしたんだと思います。
      庶民の負担が大きくなって高校を卒業できない子が増えそうでかわいそうです。

      フィリピンでも貧乏子だくさんで中流家庭のフィリピン人夫婦は家族計画をちゃんとしている夫婦が多いようです。
      ラマダンでテロが多くなり、これからの世界はどうなっていくのでしょうね。

      返信

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