
出典:ABS-CBN News
2017年4/23から4/29までフィリピンのスポーツ大会PALARONG PAMBAMSA 2017が開催された。そのメダル獲得数と地域の勤勉さは関係があるのだろうか?
▼目次
PALARONG PAMBAMSAとは
Wikipediaによると、PALARONG PAMBAMSAとはフィリピンの高校生までの地域対抗(18地域)スポーツ大会のようだ。日本で言ったら国体みたいな感じなんだろう。フィリピンや日本は島国だから地域対抗のスポーツ大会があるのだろうか?
PALARONG PAMBAMSA2017のメダル獲得数ランキング
- NCR:マニラ首都圏
- IV-A CALABARZON:マニラの東部と南部地方
- VI Western Visayas:パナイ島
- Negros Island:ネグロス島
- XII SOCCSKSARGEN:ダバオの西部地方
- CAR:ルソン島北部の内陸部
- XI Davao:ダバオ周辺
- X Northern Mindanao:ミンダナオ島北部
PALARONG PAMBAMSAメダル獲得数で地域の勤勉さがわかる?
フィリピンの大都市の特徴
- 人口が多い
- 経済的に豊か
- 設備が整っている
- 背が高い
- 外国人のハーフが多い
上記の理由からマニラ首都圏やその近くの地域ががスポーツ大会でメダルをたくさんとっていることは当たり前だと思う。経済的に豊かでない地域は1日中働く必要があり、子供でも家の手伝いなどが必要でスポーツをする余裕なんてない地域が多そうだ。フィリピンの地方へ行けばわかるが、背が低い人が多くそれだけでもスポーツでは不利なことが多いだろう。
人口が多く経済的に豊かでハーフのフィリピン人が多いにも関わらず、ダバオが含まれるXI Davaoやセブ島が含まれるVII Central Visayas、アンへレスが含まれるIII Central Luzonはメダルの数が少ない。フィリピン人の間で態度が悪いと評判が悪いビサヤやパンパンガだから仕方がないかもしれない。
スポーツができることと勤勉さはそんなに関係ないかもしれないが、メダル獲得数上位のイロイロやドゥマッゲッティの店のスタッフは勤勉で他の地域とは違う印象だった。同じく勤勉だったラウニオンが含まれるI Ilocosは残念ながらメダル獲得数が少ないが、ラウニオンから近い地域のCAR:ルソン島北部の内陸部はメダル獲得数が多い。
大都会のNCR:マニラ首都圏やIV-A CALABARZON:マニラの東部と南部地方はおいといて、VI Western Visayas:パナイ島やNegros Island:ネグロス島、XII SOCCSKSARGEN:ダバオの西部地方、CAR:ルソン島北部の内陸部、X Northern Mindanao:ミンダナオ島北部は勤勉な人が多そうだから、フィリピンでのビジネスにはおすすめの地域かもしれない。
サンキューポ
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