GMA NEWS ONLINEによると、5/23からのフィリピンのミンダナオ島マラウィでテロリストのマウテグループとの戦闘が続き、戦闘での死者数は429人に増加した模様。
マラウィでの戦闘での死者の内訳は市民44人、兵士82人、テロリスト303人となっている。戦闘地域に市民の白骨化した死体や斬首された死体があるらしく、市民の死者数はさらに増加する可能性がある。テロリストは未だに100人以上の市民を人質にし、人間の盾にしている。
ドゥテルテ大統領が6/30に大統領就任1年の記念日を迎えたが、マラウィでの戦闘は終わらず、他のテロ組織や共産党反政府武装勢力の新人民軍(NPA)がフィリピン各地の警察署や学校などを襲撃し、フィリピンは混乱状態になっている。
和平交渉中のイスラム教過激派組織のモロ・イスラム解放戦線(MILF)ですら6/29にコタバト州ピキットのバランガイを攻撃しようとしたらしい。仲間の暴走を止めることは難しいフィリピンだが、一体どうなっているのやら?マラウィでテロリストと共闘しようと言っていたグループではないか。
麻薬撲滅戦争での超法規的殺人でフィリピンの犯罪者や汚職政治家・役人は確実に減り、犯罪件数も減っているが、外国人テロリストがフィリピンへ侵入し、イスラム国家樹立を画策しているらしいから、フィリピンは一体どうなっていくのだろうか?ISに狙われているインドネシアもどうなるのやら?
軍事力が弱く、取り締まりが甘い国はテロリストや侵略国家に狙われてしまう時代になったから、日本の軍事力強化をどんどん進めていく必要がある。
サンキューポ
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