ABS-CBN Newsによると、フィリピン国防省(DND)は4つのテログループ186人のメンバーやスパイなどに対し、逮捕命令を発表した模様。
ISに関係している次の4つのテログループのメンバーやスパイなどに対する逮捕と捜査を行うよう政府軍に指示した。戒厳令の下では政府軍は裁判所からの令状を求める必要なしに逮捕を行う権限がある。
- アブサヤフ(Abu Sayyaf)
- マウテ・グループ(Maute group)
- バンサモロ・イスラム自由戦士(Bangsamoro Islamic Freedom Fighters)
- Maguid group
無差別に殺害や拉致を行い、マラウィやミンダナオの一部で攻撃を永続させ、民衆に恐怖を植えつけ、フィリピン政府の領土からミンダナオ島を取り除き、ISの支配下に置くことを目的として公然と武装しているために逮捕の対象となった。
ドゥテルテ大統領はISに関係していない次の3つのテログループや反政府武装勢力とは政府軍との戦闘の中断やミンダナオ島マラウィでアブサヤフやマウテ・グループと共闘をすることを呼びかけた。
- モロ民族解放戦線(MNLF)
- モロ・イスラム解放戦線(MILF)
- 新人民軍(NPA)
ドゥテルテ大統領はフィリピン国軍(AFP)の兵士として雇用し、兵士と同等の給与や待遇用意するという好条件を提示しているようだが、つい最近まで戦い、お互いに仲間を殺されているから、特にフィリピン国軍の兵士にとって複雑な思いだろう。信用して一緒にテロリストと戦うなんて怖くて仕方がない。
シンガポールで開催されていたアジア安全保障会議でインドネシア国防相がフィリピンにIS戦闘員が約1,200人いると語ったことをフィリピン国軍が否定していたが、4つもISに関係しているテログループがあるということはこれくらいの人数はいるかもしれない。
サンキューポ
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