ABS-CBN Newsによると、フィリピンのミンダナオ島マラウィの隣町のイリガン副市長が少数のテロリストのメンバーがイリガンへ逃走したかもしれないと語った模様。
5/23から治安部隊と戦闘をしているテロリストのマウテグループのメンバーがマラウィからの避難者にまぎれて非武装でイリガンに侵入したかもしれない。侵入したテロリストのメンバーがイリガンに武器を隠し持っていることを心配しているようだ。
先日マラウィの前市長がテロリストに関与している容疑で逮捕されたり、カガヤンデオロでテロリストのマウテグループのメンバーが逮捕されたり、他の町がテロリストに支配されたと噂になったりと、マラウィだけでなく近隣の町も注意した方が良いだろう。
前市長がテロリストに協力していたくらいだから、他にも多くの協力者がいるだろうし、ミンダナオ島各地で検問をしていたとしてもフィリピンの検問だから、用心するに越したことはない。
マラウィでは未だに100人前後のテロリストが潜伏し、テロリストの狙撃手が高度な技術を持っていたり、市民を人質にして人間の盾にしたりしているから、マラウィの戦闘は長期化するようだ。戦闘はすでに3週間以上と長期化しているが、テロリストがマラウィを占領する計画があり、食料や武器を備蓄していたようだ。
マラウィから19.1万人の住民がイリガンを通って避難し、3.1万人の避難者がイリガンに滞在しているようだ。避難所には定員以上の避難者が滞在し、食料や衛生問題に直面している。ラマダンは6/25までだ。
ミンダナオ島では約50年間共産党反政府武装勢力やイスラム教過激派の双子の暴動と戦ってきた。軍事行動は政治的な怠慢や貧困に長年苦しんできたミンダナオ島に平和をもたらすには不十分だと評論家は語った。
サンキューポ
コメント
テロリストとの戦いはまだまだ続きそうですね。
マラウィから逃げてきた住民が証言するに現地には最低でも百人以上のご遺体を見たらしいです。
なぜ宗教が人を不幸にするのか(まぁ一部には宗教を隠れ蓑にしていますが)もう一度人類は考え直したほうが良いと思います。
oraken53さん
またブログに書きますが、公表されているよりもさらにひどい惨状のようですね。
いろんなことを理由にして立派な言い訳を考えますが、お金儲けや利己主義の道具に使われ、庶民が泣き寝入りに遭ってしまう残念な現実があります。