リゾートワールドマニラの発砲放火事件で犯人1人の排除に200人以上の警備員で6時間弱

Newport Cityのリゾート・ワールド・マニラ

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ABS-CBN Newsによると、6/2のリゾートワールドマニラの発砲放火事件で200人以上の警備員がいたにも関わらず1人の犯人を排除するのに6時間弱かかった模様。


6/2のリゾートワールドマニラの発砲放火事件では少なくとも200人以上の警備員がいて、2.5千台の防犯カメラがあったにも関わらず1人の犯人を排除するのに6時間弱かかり、37人の死者をだしたことについて議員がリゾートワールドマニラのセキュリティチーフを厳しく尋問したようだ。

たった1人の犯人を建物の入口やカジノの入口ですぐに排除できなかったことことはリゾートワールドマニラの警備体制の重大な過失だ。こんな残念な警備体制で今までよく大きなトラブルがなくカジノの運営ができていたもんだ。

他の記事では犯人が大量のカジノのチップを盗んだことに専門家が驚いていたようだ。カジノのチップには特殊なタグを埋め込まれているから、盗んだチップを後日換金しようとしても換金できないそうだ。ブログのコメントに中国人が逃げる時にどさくさにまぎれてチップを盗んでいたと書かれていたが、盗んだカジノのチップの換金はできないかもしれない。

また、5/23から始まったミンダナオ島マラウィでのテロリストとの戦闘はアブサヤフ指導者イスニロン・ハピロンの捕獲に失敗したことから始まったが、テロリストのアブサヤフやマウテグループの指導者たちが5/27からのラマダンを前にマラウィへの大規模な襲撃を計画している作戦会議の映像が見つかった。

マラウィのテロリストの拠点から多額の現金や地下室から食料や武器が見つかったそうだ。5/23にテロリスト指導者の捕獲には失敗したが、もし政府軍が捕獲作戦を実施せずテロリストがマラウィへの大規模な襲撃を実施していたら、死傷者や被害はもっと大きくなっていたことだろう。

ミンダナオ島マラウィには未だに100人前後のテロリストが残っているようだが、いつ戦闘は終わるのだろうか?マラウィ周辺以外のフィリピンの学校(新学年)は6/5から始まっている。

サンキューポ

コメント

  1. oraken53 より:

    警察も腐ってますが警備会社も終わってますねー。
    たった一人の犯人を捕まえるのに37名の犠牲者が出るとは考えられないですね。
    テロリストの掃討作戦にしても追い詰めている状況でそれだけの資金や武器が見つかるという事は内部リークか外部との太いパイプがあるんでしょう。
    世界は平和に向かうどころか破滅に近づいていっているように思えてなりません…

    • Seiji より:

      oraken53さん
      リゾートワールドマニラの37人の犠牲者のほとんどが煙による窒息死だったそうです。
      犯人1人を建物やカジノの入り口で排除できなかったことが大惨事になってしまいました。

      スポンサーやスパイがいないとテロ組織をここまで大きくすることは難しいでしょうね。
      中露の経済が危ないらしいから、世界平和はどうなることやらです。

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