フィリピンの麻薬撲滅戦争での超法規的殺人の死者は約9千人?

GMA NEWS ONLINEINQUIRER netによると、フィリピンの麻薬撲滅戦争での超法規的殺人の死者は9千人に近いというニュースをフィリピン国家警察(PNP)が否定した模様。




アメリカが麻薬撲滅戦争での超法規的殺人の死者数が増えていることに困惑し、解決策を見出すことを求めている。

ドゥテルテ大統領が就任し、2016年7月1日からOplan Double Barrelという反薬物キャンペーンが始まった。フィリピン国家警察(PNP)によると、2016年7月1日から2017年3月24日までの殺人事件で6,011人が殺された。そのうちの3,785人はまだ調査中で、薬物関連の殺人事件は1,398件、薬物に関連していない殺人事件は828件だったそうだ。

いずれにしても多くの人がフィリピンで殺されている。問題は罪がない人がどさくさにまぎれて殺されていることだ。昨年あったアンへレスの殺人事件では殺された後に銃を置かれたそうだ。殺された後に銃を置かれたら正当防衛、お薬やお金を置かれたら超法規的殺人になってしまう。

フィリピンでは捜査能力が低く、予算が少なく、殺人事件だけでもこれだけの数があるから、しっかりと事件を捜査することは不可能だろう。フィリピンでトラブルに遭ったらいろんな可能性があるから、さっさと逃げた(引っ越した)方が良い。自分が悪くなくてもお薬やお金を置かれたら超法規的殺人になり、捜査すらされない可能性がある。

フィリピンでは殺す方も殺される方も悪さをしていることが多いから、超法規的殺人でも悪人の数は確実に減っている。麻薬撲滅戦争が始まる前は多くのサリサリストアでもお薬を売っていたそうだ。お薬関係者は減っただろうが、稼ぐためにひったくりやホールドアップ、スリをする悪人は増えているから、注意をする必要がある。

これくらいのことをしないとフィリピンはまったく変わらないだろうが、罪がない人がどさくさにまぎれて殺されていることと悪さをする警官や役人がいることは大問題だ。フィリピンではトラブルに巻き込まれる方が悪いのかもしれないが。

サンキューポ







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