リゾートワールドマニラ発砲放火事件の死亡賠償金を増額?

Newport Cityのリゾート・ワールド・マニラ

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ABS-CBN Newsによると、6/2のリゾートワールドマニラ(RWM)発砲放火事件で亡くなった37人の死亡賠償金は100万ペソだったが、数遺族は死亡賠償金の増額を求めている模様。







リゾートワールドマニラ発砲放火事件の犠牲者37人中31人の遺族が死亡賠償金を受け取ったという記事があったが、数遺族は死亡賠償金の増額を求めているようだ。ライフルを持った犯人1人が簡単に建物に入り、リゾートワールドマニラには200人の警備員がいたのに犯人1人を排除できなかったくらい残念な警備体制たったのに、死亡賠償金が100万ペソではいくら何でも安すぎる。

あんなにひどい事件の防犯カメラの映像を見たら、納得する遺族は少ないだろう。犯人はたった1人なのに犯人を攻撃せずにスタッフほぼ全員が逃げるだけだった。カジノには防犯カメラが2千台以上あったから、単独犯ということはすぐにわかっただろうに、防犯カメラを確認していたスタッフもすぐに逃げたのだろうか?

しかも犠牲者の中には中国人や台湾人の外国人やフィリピン人でも高所得者が含まれ、リゾートワールドマニラの運営会社はフィリピンのローカル企業ではなく、グローバル企業だ。遺族がリゾートワールドマニラの経営陣に対する刑事責任を追及するために警察や消防署の事件の報告を待っているから、賠償金が増額されることになるだろう。

それとも裁判官に賄賂を払って刑事責任や死亡賠償金の増額をうやむやにしてもらうのだろうか?何でもありのフィリピンだから、裁判に時間がかかり、裁判の結果を知ることが難しそうだ。

フィリピンカジノ運営公社(PAGCOR)が求めたいくつかの条件を守ることを条件にリゾートワールドマニラは6/29に営業を再開している。6千人のリゾートワールドマニラのスタッフにも配慮したようだ。

サンキューポ









コメント

  1. oraken53 より:

    賠償金が安過ぎるのにもビックリしましたが警備員が逃げてる事にも驚きました。
    裁判官に賄賂で減刑もありえるんですか⁉︎
    本当になんでもありなんですね。
    国家の礎となる司法がそんな状態なら何から直せばよいかわかりませんね。
    フィリピンが先進国になるにはまだまだ長い道のりが待ってますね。

    • Seiji より:

      oraken53さん
      犯行当時リゾートワールドマニラには警備員が200人いたそうですが、たった1人の犯人を長時間排除できなかったようです。
      いろんな意味ですごい事件ですね。
      麻薬王からフィリピンの司法長官が賄賂をもらって刑務所の薬物取引を内緒にしていたくらいですから。
      以前ブログに掲載しましたが、警察長官の家があまりにも豪邸で叩かれていたのに、関係者からは豪邸が思ったより小さくてびっくりしたという笑い話があるくらいです。
      その警察長官はマニラ周辺での勤務が長くて他の長官よりは悪さができなかったそうです。

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