フィリピン国軍がテロリストのマラウィからの逃走を認める。

ダバオのショッピングモール

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GMA NEWS ONLINEによると、フィリピン国軍(AFP)が一部のテロリストがマラウィからイリガンやカガヤンデオロなどの近隣の町へ逃走したことを認めた模様。








5/23からの戦闘でテロリストのマウテグループやアブサヤフの連合軍はようやく弱体化し、一部のテロリストは避難住民にまぎれて非武装でマラウィから逃走しているようだ。カガヤンデオロで逮捕されたマウテグループ指導者の親戚は偽のミンダナオ州立大学の学生証を利用し、検問を突破しようと試みたらしく用意周到だ。

マラウィの外で約300人の武装勢力を見たという情報は軍が否定しており、テロリストたちによる同規模の大きな戦闘はないようだが、近隣の町で恐怖を引き起こすために住民を拉致したり、学校や家などを攻撃したりする危険性がある。戦闘や混乱がマラウィから飛び火せずに平和が訪れることを祈るばかりだ。

民間人26人、兵士59人、テロリスト225人が死亡し、5/23からの戦闘での死者数は310人となったとフィリピン国軍(AFP)が発表しているが、マラウィの戦闘地域で500人から1,000人の死者を見たと言う噂がある。

ドゥマゲッティではマラウィから避難した学生がいじめにあったらしい。戦闘地域から避難するだけでも大変だったのに転校していじめられるなんて最悪だ。フィリピン政府は食料や移動費、生活必需品などのために避難住民の1家族当たり5千ペソの寄付を行うようだ。

6/25にラマダンが終了するため6/26はフィリピンの休日になる。

サンキューポ









コメント

  1. 大阪人 より:

    ぎょえ~、他の街へ逃走ですか!
    ミンダナオ島の北川は今年の夏に行こうと思っているビサヤ諸島ではないですか(泣)
    あと1ヶ月様子を見て最終決断します。

    • Seiji より:

      大阪人さん
      今回の戦闘はテロリストの人数が多いから、少し様子を見た方が良いかもしれませんね。
      ミンダナオ島西部からネグロス島やセブ島は近いですから。

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