ABS-CBN Newsによると、58日間漂流のフィリピン人漁師を日本の漁船が救助したそうだ。
21歳のフィリピン人漁師がミンダナオ島のジェネラル・サントスsから出航後58日間漂流し、パプアニューギニア沖でWakaba Maruという日本の漁船に救助され、ジェネラル・サントスから3,200km以上離れたパプアニューギニアのニューブリテン島へ送り届けられた。
フィリピンのジェネラル・サントスの場所
パプアニューギニアのニューブリテン島の場所
2.5mの小さな船で漂流したにも関わらず助かった。雨水と船に生えたコケを食べ、飢えをしのいだそうだ。同乗していた31歳のおじさんは1ヵ月後に亡くなり、本人は61kgあった体重が20kg台までやせてしまったそうだ。
毎日4隻以上の船に遭遇し手を振ったが、どの船も止まらなかったそうだ。海外の海上治安はますます悪化し、海賊やテロリストによる誘拐が増えているから、安全のために止まらなかった船も多そうだ。
助けた日本の漁船はすばらしいと思うが、中国で倒れた老人を善意で助けたら、加害者扱いされて高額な治療費を請求される事件が多発していることを思い出した。善意で助けた老人にバイクにはねられたと高額な治療費を請求され、自殺してしまった中国人の若者もいるそうだ。
日本の当たり前は海外の当たり前ではないから、海外へ行く前に外務省海外安全ホームページを必ず読んだ方が良いだろう。
サンキューポ
コメント
いやー二ヶ月も漂流して生きてるのは素晴らしいですね!
体重が半分以下になっても生きれたのは若さと生命力かな。
自分であれば二ヶ月どころか二週間ももたないと思います。
もっと早く助かるところだったのにどの船も止まってくれなかったのはなにか寂しいですね。
世界中がもっと信頼しあえる世の中になるにはどれくらいの時間がかかるんでしょ…
oraken53さん
良く助かったもんですね。
日本人だったら暑さですぐにダメでしょう。
治安やテロの問題でグローバル化は難しくなり、お互いに信頼し合うことはどんどん難しくなってます。