【ミンダナオ島マラウィ】テロリストとの戦闘で棺屋が大忙し

ダバオのショッピングモール

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GMA NEWS ONLINEによると、5/23からフィリピンのミンダナオ島マラウィでテロリストのマウテグループとの戦闘が続き、マラウィの隣町のイリガンの棺屋は大忙しの模様。






マラウィでの戦闘は残り数日で終結すると言われているが、兵士や市民の犠牲者が今週また増えた。戦闘地域には市民の白骨化した死体や斬首された死体が数百体あるという噂があるから、棺屋はさらにいそがしくなるだろう。

戦闘の死者だけでなく、避難所の子供が8人下痢で亡くなった。テロリストとの戦闘のせいで20万人以上の住民がマラウィ周辺から避難しており、不衛生で不便な避難所で感染症で亡くなったり、持病を持った人が亡くなったりしているだろうから、棺屋はさらに大変だ。

避難所の最も一般的な5つの健康問題は上気道感染症や高血圧、インフルエンザ、アレルギー性皮膚炎、急性呼吸器感染症だ。食べ物や薬以外に避難所で必要なものは枕やマットレス、扇風機、湯沸かし、赤ちゃんのおむつ、バケツ、スリッパ、防蚊剤だ。

マラウィからの引き取り手がいない遺体はイリガンの共同墓地の一画で埋葬することをイリガン市が検討している。ほぼ毎日マラウィからイリガンへ市民の遺体が埋葬のために運ばれているようだ。

そんな中パラワン島プエルト・プリンセサでテロ攻撃があったとのウソのニュースがSNSなどで拡散されパニックになり、学生を学校から早く帰宅させる事件があった。マラウィで戦闘中のマウテグループやアブサヤフだけでなく、他のテロ組織や反政府武装勢力がフィリピン各地の警察署や学校などを襲撃する事件が起こっているから、何かのきっかけですぐにこんな事件がまた起こるかもしれない。

サンキューポ









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