ドゥテルテ大統領の長男が麻薬取引に関与?

マニラ国際空港のランウェイマニラ

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ドゥテルテ大統領長男のダバオ副市長のパオロ・ドゥテルテ氏が麻薬取引に関与している疑いがあり、フィリピン議会上院の公聴会で証言を行った模様。






ドゥテルテ大統領の長男だけでなく、ドゥテルテ大統領長女のサラ・ドゥテルテの婿のマナセス・カルピオ氏も麻薬取引に関与している疑いがあるようだ。お金持ちや政治家でも犯罪者が多いフィリピンだから、誰が悪人かは本当にわからない。

ドゥテルテ大統領が就任し、2016年7月1日からOplan Double Barrelという反薬物キャンペーンが始まり、麻薬撲滅戦争での超法規的殺人の死者数が増え、薬物使用者や密売人が自首したり、夜逃げしたりしているが、押収した薬物を処分したというニュースはまったくないから、大統領関係者や政治家が薬物を裏で売っているのではないかという噂をアンへレスではよく聞いた。この厳しい薬物の取り締まりでお薬の価格がかなり上がっているから、お薬を売っている人は大儲けのようだ。

フィリピンは大家族で家族全員がまじめに生活しているということは稀で、一家に残念な人間がいてお薬や犯罪に関わっている人がいるということをよく聞いた。特に男の子は子供の頃から過保護にわがままに育てられるから、残念に育つ可能性が高い。ドゥテルテ大統領の場合でも長女より長男の方が年上なのになぜか市長は長女で副市長は長男だ。長男の背中には龍の刺青があり、それが麻薬犯罪に関連する組織のメンバーであることを示しているらしい。

犯罪の証人がいたとしても麻薬撲滅戦争での超法規的殺人でどさくさにまぎれて殺されている証人が多いだろうから、悪徳政治家や役人、警官などがますます逮捕されなくなっている。捜査能力も予算もないフィリピンでは証人がいたり、防犯カメラに映ったりしなければ犯人を逮捕できない。マラウィのテロリストとの戦闘も未だに終わっていないし、フィリピンの将来はかなり厳しいだろう。

フィリピンでは9月からクリスマスシーズンが始まった。クリスマスシーズンになるとクリスマスのパーティーやプレゼントのために犯罪が急増するから、特に外国人は気をつける必要がある。無駄にプライドが高いフィリピン人が多く、クリスマスのお小遣い稼ぎのために強盗やスリ、セットアップ、お薬売買を行う人が急増するから、いつも以上に気をつける必要がある。

サンキューポ















コメント

  1. oraken53 より:

    とうとうドゥテちんの身内から容疑者が出ましたか…
    泣いて馬謖を斬れるかどうか国民全員が見てますな。
    しかし、押収した薬物を政治家が横流しして儲けているなんて断じて許されない行為だし、そんな噂が流れる事自体末期症状やと思われます。
    フィリピンの将来はマダマダでしょうね。

    • Seiji より:

      oraken53さん
      フィリピンでは麻薬の取り締まりがひどくなってからも麻薬が蔓延しているから、誰が新しい麻薬王になったのかという話はよく聞きました。
      権力がある人が悪さをするのがフィリピン(世界中どこでも?)ですから、大統領関係者の中にいる可能性は高いかもしれませんね。
      日本でも東京オリンピックや築地の問題で多額の無駄なお金(税金)がどこかに垂れ流されていることがわかり、昔から政治家や役人などが悪さをしまくっていたことがわかったから、日本もフィリピンも目くそ鼻くそだと思います。

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