フィリピンの矯正できない警官260人を解雇

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

小さなショルダーバックを持つフィリピーノ

INQUIRER netによると、フィリピン国家警察(PNP)長官が1年間で260人の矯正できない警官を解雇した模様。







260人のほとんどが違法薬物に関わって解雇されたようだ。先日パナイ島で麻薬撲滅戦争の成績が悪いことを理由に警察署長が19人も解雇された。警察署長が違法薬物に関わっているのであれば当然部下の警官も関わっている可能性が高いからその地域は大変だ。

フィリピンではバイクに乗った殺し屋が連日誰かを殺している。恨みで殺していることも多いが、犯罪隠ぺいの口封じで殺していることも多いだろうから、本当の悪人を逮捕したり、罰したりすることが難しいフィリピンだ。

先日マニラ首都圏のマンダルヨンで容疑者を暴行した警官2人がマラウィへ島流しにされた。矯正可能として戦闘地域のマラウィへ転勤させたのだろうが、あんなひどい暴行をしても解雇されないということは解雇された警官は本当にどうしようもなさそうだ。フィリピンではトラブルと遭遇しても警官を頼りにできないから、さっさと逃げた方が良い。

ミンダナオ島ではテロリストとの戦闘が続き、そのテロリストや違法薬物に関わった市長や前市長や役人などが逮捕されている。フィリピンでは政治家や役人、警官が関わっている犯罪が多く、とかげのしっぽ切りで捜査が終わることが多いだろうから、犯罪を減らすことが難しい。

IS関連の外国人テロリストがインドネシアやマレーシアへ向かい、海路の密入国でフィリピンへも続々と侵入している。犯罪だけでなくテロもフィリピンで増えてしまったら、フィリピンの貧困はさらにひどくなっていく。

サンキューポ









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