100人以上のテロリストがミンダナオ島コタバトの学校を襲撃占拠人質

ダバオのショッピングモール

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ABS-CBN Newsによると、バンサモロ・イスラム自由戦士(Bangsamoro Islamic Freedom Fighters)とみられるテロリスト100人以上がフィリピンのミンダナオ島コタバト州ピグカワヤンの学校を襲撃し、数人の学生を人質をとって学校を占拠している模様。







5/23からミンダナオ島マラウィでIS関連のマウテグループやアブサヤフとの戦闘が始まり、テロリストの排除を目前としている時にマラウィから約190km離れたピグカワヤンでまた大事件が起こった。バンサモロ・イスラム自由戦士もIS関連のテロ組織だから、同じくIS関連のマウテグループやアブサヤフに協力し、事件を起こしたのだろう。

フィリピンのミンダナオ島コタバト州ピグカワヤンの場所

マラウィのテロリストたちの弾薬がなくなってきたらしいから、マラウィのテロリストを逃走させるために学校を襲撃し、人質をとり、占拠したと思われる。マラウィから逃げたテロリストたちはイロイロやカガヤンデオロ、サンボアンガなどですでに逮捕されている。逮捕されたテロリストたちは偽のIDを持っているようだ。

マニラ首都圏ではテロリストの爆弾テロ計画があったり、新人民軍(NPA)がイロイロやダバオ周辺でゲリラ攻撃をしたりしているから、テロ組織や反政府武装勢力が示し合わせて実行しているのだろう。ミンダナオ島にはIS関連のテロ組織だけで20グループ以上あるようだから、ミンダナオ島周辺では当分どうしようもない状態が続きそうだ。

テロリストたちが逃走するとしたら大都会だろうから、セブ島やマニラは気をつけた方が良い。田舎に逃亡したってよそ者はすぐにわかってしまうし、悪さのしようもないから、誰も田舎には逃走しない。

テロリストたちは学校や教会、病院を襲撃し、罪がない庶民を巻き込むことは止めて、せめて襲撃するならフィリピンでは悪事を働いている人が多い役所や警察署にすれば良いのに。人質にされた学生が無事に解放されることを祈るばかりだ。

ミンダナオ島は戒厳令で検問だらけのはずなのに、200人とも言われるテロリストが学校を襲撃できること自体が不思議で仕方ない。特にミンダナオ島にはそこら中にテロリストの協力者がいるのかもしれない。

この事件はもう解決したようだ。テロリストの人数も誇張されていたのかもしれない。テロリストによる陽動作戦か?

サンキューポ









コメント

  1. oraken53 より:

    本当に色んなテログループがあるんですね。
    彼らにとっては革命かもしれませんが学生や住民を盾にした時点でただのテロですね。
    しかし大都会に逃げるとまた厄介で海外にも出て行きそうですし…
    戦うなら役所や警察と勝手に戦争してほしいもんです。

    • Seiji より:

      oraken53さん
      庶民の日常生活に迷惑をかけないで悪人同士でやり合ってほしいですね。
      昔はテロリストや反政府勢力と政治家や役人が裏で示し合わせてお金儲けやプロレスをしていたんでしょうが、ISがフィリピンの悪人たちに絡んできたからさらにややこしくなってきました。
      ミンダナオ島はもう当分ダメでしょう。

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