【ミンダナオ島マラウィ】戦闘で公立学校教師が175人所在不明

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INQUIRER netによると、5/23からのフィリピンミンダナオ島マラウィでのテロリストとの戦闘で公立学校の教師も避難し、未だに175人の公立学校の教師の所在が不明だとフィリピン教育省(DepEd)長官が語った模様。







先週は700人以上のマラウィの公立学校の教師の所在が不明だったが、所在不明は175人と減った。公立学校の教師は薄給ではなく、年末手当などとは別にレベルによって19千ペソから43千ペソの月給があり、看護師や警官、兵士とは違って2ヶ月の夏休みを楽しむことができるとフィリピン教育省長官が語った。

5/23からマラウィでテロリストとの戦闘が始まり、未だに戦闘が続き、他の場所でも他のテロ組織や反政府武装勢力がテロ攻撃やゲリラ攻撃を行っているから、マラウィへ帰ることをあきらめた公立学校の教師が多そうだ。

テロリストの人質になったり、殺されたりした人もいるかもしれないが、大学を卒業して学校の教師になることができる家庭環境だったら、ミンダナオ島以外に住んでいる親戚や友人を頼って引っ越しをすることが可能な人が多そうだ。

アンへレスのイスラム教徒の友人フィリピーノはサンボアンガ出身だが、サンボアンガはテロリストだらけで危険だから一家でアンへレスへ引っ越し、商売をしていた。同じ父母で17,8人の兄弟姉妹がいるそれなりの収入がある家庭の出身だった。

貧しくて他の島に頼ることができる親戚や友人がいない人以外はミンダナオ島西部から引っ越しを決めた人が多いだろう。ミンダナオ島にIS関連のテロ組織が20グループ以上あり、戒厳令が布告されたら、危ないし怖くてミンダナオ島(特に西部)では生活できない。テロリストや検問だらけで生活するだけでも大変だ。

公立学校の教師が175人も所在不明だったらテロリストとの戦闘が終わってもすぐに学校を再開できないから、戦闘後の生活も大変だ。

サンキューポ









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