ヨーロッパからアメリカへの飛行機のノートパソコンの機内持ち込み禁止を検討

ANAマニラ羽田便のボーイング787の主翼

ANAマニラ羽田便のボーイング787の主翼

INQUIRER netによると、アメリカ政府がヨーロッパからアメリカへの飛行機のノートパソコンやタブレットなどの電子機器の機内持ち込み禁止を検討している模様。


この制限はテロの脅威が原因で飛行機の客室内でのテロは貨物倉庫内の爆弾より小さくてすむそうだ。アメリカは2016年3月に中東や北アフリカからアメリカへの飛行機に対し、ノートパソコンやタブレットなどの電子機器の機内持ち込みをすでに禁止している。エジブト、モロッコ、トルコ、ヨルダン、クウェート、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦が対象だ。

この制限を受けたエミレーツ航空は昨年利益が80%減少した。アメリカへの旅行客が減り、機内で使える無料のノートパソコンを導入したことが原因のようだ。機内でノートパソコンを使えないと特に出張の人は大変だ。

また、ヨーロッパの空港でもロストバゲージで有名な空港があるから、会社の機密情報が入っているノートパソコンを預け入れ荷物にすることはかなり心配だ。昔採用の仕事をしている時は出張ばかりしていたが、個人情報が入った会社のパソコンは当然機内持ち込みにしていた。

アメリカ便だけでなく、世界中の航空会社がノートパソコンやタブレットなどの電子機器の機内持ち込みを禁止するようになるかもしれないから、出張者だけでなく、ブロガーにとっても大変だ。発展途上国発着便の預け入れ荷物に高価なノートパソコンを入れていたら、盗んでくださいと言っているようなもんだ。

世界一周ブロガーがロストバゲージをくらったら、スマホでブログを書くのは大変だし、キーボードのキー配列が違うノートパソコンを買ってもブログを書くのは大変だろう。フィリピンでは日本よりノートパソコンの値段が高く、国によってはさらに値段が高いかもしれない。

ANAの手荷物[国内線]についてを読むと、リチウム電池はリチウム含有量が2gを超えるものは機内持ち込みも預け入れもできないと書いているが、リチウム含有量が2gを超えるかどうかなんて素人にはよくわからない。

ANA:手荷物[国内線]

手荷物について(お預けのお手続きや機内持ち込み、検査について)
手荷物について(お預けのお手続きや機内持ち込み、検査について)

トランプ大統領が5/10のラブロフ露外相との会談で話してしまったISが飛行機に持ち込んだノートパソコンを使ってテロを計画しているという機密情報に関連している。同盟国イスラエルが慎重な取り扱いを求めていたのに同意なしにロシアに伝えた疑いが浮上している。その情報をロシアがイスラエルの敵国イランに伝えた可能性があるようだ。

このようなトランプ大統領の態度や発言などが影響しているのか、指名の閣僚の次々に辞退し、トランプ政権の組閣が進まない。トラブルが多すぎるから、辞めさすならさっさと辞めさせた方が世界経済にとっても良いだろう。ロシアがトランプ大統領のスキャンダルビデオを本当に持っているのなら、トランプ大統領はロシアに頭がまったく上がらないだろう。

サンキューポ

コメント

  1. oraken53 より:

    今のこの時代にPC機内持ち込み不可は完全に逆行してますね。
    テロを恐れるあまりなんでもかんでも不可にするのはテロを助長してるようなモンですな。
    トランプのスキャンダルビデオは本当にありそうですね。ただ、それを待たずに大統領弾劾の動きがアメリカに出てきたそうです。
    どうなることやら…

    • Seiji より:

      oraken53さん
      テロリストや利用している人には困ったもんですね。
      ノートパソコンなどの電子機器は機内持ち込みだけでなく、預かり荷物もダメになりそうです。

      トランプ大統領はどうなるのでしょうね。
      変なビデオという噂があるから、いろいろ大変です。

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